先日、NHKで放送された
“こんまり”こと近藤麻理恵さんの
「密着ドキュメント 片付け〜人生をやりなおす人々〜」を観ました。
そこでは、経済不安やうつ、ひきこもりなどの
過去を背負った3人の女性が片づけを通して、
人生を変えていく様子が映されていました。
こんまりさん曰く、
片づけられない人は、
「過去に執着」
「未来に不安」
があるそうです。
取材された3人の女性は、
1、2部屋がほとんど物置状態で
あちこちに物が溢れている状態でした。
ある1人の女性は、
家にいてお料理するのが大好きにも関わらず、
常にどこかへ出かけ、家に居ない状態を
無自覚に作り出していました。
家に居ないことが多いので、
片付けする時間がなく、物は溢れる一方です。
なぜ、その女性は無自覚でそういう状況を
作り出してしまったのか?
理由は、思春期にありました。
親との関係が根深く残っていたのです。
オシャレをして、可愛い自分でいたい
女の子の思春期の時期に
お父さんから理不尽に
長い髪を裁ちばさみでバッサリ…
切られてしまった過去があったのです。
自分では、すでに消化した出来事だと
思っていたそうです。
でも、まだ心の奥深くに
溶けない氷のように残っていたことが原因で、
家族や家に向き合うことが出来ずにいた
ということが分かったのです。
そこを乗り越えた時に
やっと、片付けが進み始め、
物で溢れていて使えなかった部屋、
子供部屋、自分の仕事部屋、
そして、ご主人との憩いの場所が
出来上がりました。
親子の関係性は、
良いも悪いも
子供の未来に
大きな影響を与えます。
今回の女性のように
本人も親も、無自覚のまま
大人になっていることもあるのです。
自覚している状態では、
軌道修正することができますが、
無自覚の状態では、
永遠と同じパターンを人は繰り返します。
子供がどのようなクセ、パターンに陥りやすいのか?を
前もって分かっておくと、
育て方が全く変わってきます。
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