親子関係セッションを行なっていく中で、
やはり気になるのは、代々繰り返されている
「家族」との関係性です。
お子さんとの関係性に悩まれているお母さんこそ、
お母さん自身が家族から引き継いだ価値観に
縛られているように感じます。
あるお母さんは、
自分のお母さんから引き継いだ価値観を
疑わずに生きてしまっているが故に、
「良妻賢母にならなきゃ」
「行事には必ず出席」
「学校は休んではいけない」
と思い込んでしまっていたり。
お母さん自身は、そこまで望んでいないけれども、
自分の親や姑の意見が強く、それに流されてしまい子供には、
「宿題しなさい」
「ちゃんと片ずけて」
と言ってしまうと。
そんなお母さんを観るとお子さんは、
お母さんの言葉や行動、心の中がバラバラなので、
お母さんの何を信じればいいのか
わからなくなり、エネルギーを
消耗してしまいます。
そのエネルギーの無い状態が続くと、
不登校や引きこもりといった現象として現れることもあるのです。
さあ、お母さん!
一歩を踏み出す時が来たのではないですか?
お子さんを変えるのではなく
お母さん自身が自分の本質を
生きていきませんか?
子供たちは、いきいきと自分を
生きているお母さんと一緒にいるだけで
笑顔になれます。
今までの古い家系のパターンを
少しずつでいいので
変えていきましょう。